愛称
愛称(あいしょう)とは、とくに親しみを込めて対象を呼ぶために用いられる本名以外の名前の一種である。あだな(渾名・綽名)、ニックネーム (nickname)、ペットネーム、タックネーム (TAC name) ともいう。
なお、「あだな」を「徒名」とも書くが、こちらは特に悪評、事実無根の評判、男女関係についての噂を意味する語で、「渾名・綽名」とは意味が異なるので注意されたい。
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愛称の付け方
- 本名からつける
- 身体の特徴からつける
- 対象に関係する事柄からつける
- 対象が関係したエピソードからつける
- (対象が生物の場合)性格・気質からつける
イヌに対する「ポチ」やネコに対する「タマ」など、本来の由来からはなれて、普遍的な愛称として定着しているものもある。
対象となる物事
現代の日本では、愛称がつけられる対象には、次のようなものがある。
- 人間(この場合あだ名、ニックネームともいう)
- フィクションに登場する人間やそれに類するキャラクター
- ペット、バイク、車など、所有物
- 特急や急行などの列車名(列車愛称、「はやて」・「のぞみ」など)
- 特定の路線(本線・幹線系統に多い。宇都宮線=東北本線、JR京都線=東海道本線など)
- 商品やサービス
- 野球場などの施設
- パイロット間における個々の愛称。(軍用機のパイロット)
- 女性アイドル(この場合は、特に擬似恋愛の対象となる)
- 航空機・鉄道車両など(D51=デゴイチ、ボーイング777=トリプルセブンなど)
例えばアメリカではニューヨーク・シティーを「ビッグ・アップル (Big Apple)」、ニューヨーク州を「エンパイアー・ステート (Empire State)」と称するように、都市や州などに愛称をつける場合がある。
日本文学における愛称
- 夏目漱石『坊っちゃん』は、「赤シヤツ」、「野だいこ」、「マドンナ」、「山嵐」、「うらなり」など、あだ名が多い。
- 『源氏物語』の作中人物の名前も、本名、実名でなく、「光源氏」、「藤壺」、「紫の上」などいずれもあだ名である。
愛称の考案、普及者
広告業界においては、愛称を考案・普及させるのは、企業、マスメディア、特定の商品や場所の宣伝に関わる者などある場合が多い。また商品やサービス、キャラクターの場合は公募や選考委員会によって決定される場合もある。
E電 のように、考案、宣伝されながらも定着しないままに終わる愛称もある。
ヨーロッパ諸言語
ヨーロッパの言語ではある正式名に対応するニックネームが決まっているものがある。詳細は名前の短縮型を参照。
関連項目
- 字(あざな)・諱(いみな)・諡(おくりな)
- 命名
- 仮名、雅号、筆名、ペンネーム
- 登録名
- 通称
- 名前の短縮型
- 俗称
- 俗称一覧
- 蔑称
- 愛称として用いられる接尾語(くん、ちゃん、たん等)
- 人物の愛称一覧
- バスケットボールのニックネーム一覧
- 列車愛称
- 鉄道の車両愛称
- 日本の列車愛称一覧
- 鉄道路線の名称
- 鉄道関係の俗称
- ラジオネーム
- ハンドルネーム

